NPO法人ホースタウンネットワーク

2026.5.1

春の便りは青草

 4月は初旬にいきなり雪が降ったりもしましたが、その後はすっかり雪も融け、引退馬たちも活発にパドック内を歩き回るようになりました。気づくと牧場周辺の景色も、冬の枯草色からほんの少し春らしくなってきていました。

 4月中旬、少しばかりごぶさたしていたジェットファームを訪ねると、パドックにも草地にも、うっすらと緑色が混じり始めていました。しばらく乾草ロールに集中していた引退馬たちも、そのうち地面へと関心を移し、まだ短い青草をせっせとかじりながら、どんどんパドックの奥へ奥へと行ってしまいました。

写真撮るよーと呼んでも叫んでも、そこに青草があれば
人間は放っておいて、どこまでも食べ歩く…
たっぷり食べ歩いて水もしっかり飲むんだところで、
やっと、おやつある?と人間に近づいて嗅ぎまわる

 一方、セントラル牧場の放牧パドックは草地ではないので、青草はまだほとんどありません。共同放牧パドックでは、引退馬たちはいつもどおり集まって乾草ロールを堪能中。でも、日中放牧パドックをのぞいてみると、柵の外側に芽生え始めた青草が気になるのか、先月入厩の馬たちがなんとか食べてみようと奮闘中。でもちょっとまだ短すぎるし遠すぎて残念。
 もう少ししたら、みんな、道草ツアーに連れて行ってもらえるからね。

共同放牧パドック。いつも変わらない食事風景。
これでも時々席を交替しているもよう。
厩舎飼いの日中放牧パドック。
まだ枯れた根っこばかりだけど、あきらめず土を掘る。