NPO法人ホースタウンネットワーク

2026.7.30

夏、アブの季節

 道東も完全に夏です。7月は、去年ほどの暑さではないものの、中旬以降には夏日も増えました。引退馬たちがいる牧場も、いっそう濃い緑の中で本格的な夏を迎えています。馬たちにとって天敵のアブのシーズンでもあります。

 釧路セントラル牧場ではパドック横にアブ捕獲器が登場しました。スタッフさんたちが組み立て始めるとそのへんの馬たちがさっそく集まってきて、完成した後も、何か起こるのを待つようにじっと観察していました。(見ていても何も起こりません。)また、この時期は、厩舎飼いの馬たちの日中放牧時間を調整して、暑い時間帯は涼しい厩舎内で過ごすようにもしています。

舎飼い日中放牧パドックにて。
アブ捕獲器と見守る馬たち。左側のパドックの若い育成馬たちが特に興味津々。右側の引退馬はもう見慣れた。
こちらの共同放牧パドックの引退馬は、目の上にとまって動かない小アブを取って、と直接やってきました。

 一方ジェットファームでは、7月中旬頃に今年最初の昼夜放牧を2昼夜ほど試しました。ただ、その後はまとまった雨が降ったり、雨のあとの暑さでアブが急増したりしたので、昼夜放牧ではなく夜間放牧の日が多くなっています。こちらの馬たちも、暑い日中は涼しくてアブ少な目の厩舎で過ごしています。

放牧地のシェルター設置のトレイルカメラより。夜の間は広い草地には行かずシェルターかその近くにいるもよう。もやもやしているのはたぶん霧です。
こちらは草地に設置したカメラより。
早朝から、アブが少ない今のうちにとせっせと青草を食べる引退馬たち。まもなく厩舎に戻る時間です。