2023年も残り少なくなりました。今年最後の今月は、当法人のこの1年の取り組みから、主に以下3つのテーマに沿って、振り返ってみたいと思います。
1.引退馬預り事業に関する業務支援
今年6月までは、基幹牧場である釧路セントラル牧場に通って、事務業務、特に請求まわりの業務の洗い出しに専念しました。洗い出した後は省力化を図って新しい業務フローを検討し、同時にマニュアル作成も行いました。これらは新しい牧場の参画を想定しての作業でもありました。
2.新規牧場支援
今年、引退馬預かりの新しい拠点として「ジェットファーム」が加わりました。
当法人では昨年秋に現地での飼養環境評価を行いましたが、今年夏頃から、馬の受け入れ開始に向けて、前項のマニュアルを使っての業務フローの説明や必要書式の作成など実務の準備を進めました。そしていよいよ11月の第1号預かり馬入厩が決定してからは、事前の実馬確認や、事後の標茶町の補助制度に関する手続き支援等々を行ってきました。
これからもしばらくは、順次発生してくる事務業務に備えて、実務支援を行っていきます。
3.飼養環境整備支援補助制度の検討支援
標茶町による事業者への支援事業の検討を、当法人でもお手伝いしました。夏から秋にかけて標茶町との検討会を重ね、10月末に支援策の最終的な提案を行いました。
今年度末に向けて標茶町にて制度化を進めていくため、当法人もその進捗を確認していきます。
新年も引き続き、引退馬預かり事業の運営基盤整備支援に取り組んでまいります。
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。