NPO法人ホースタウンネットワーク

2025.8.6

牧場の暑い日々

 毎日暑いですね。暑さとともに、7月は月末の津波警報に驚かされました。その頃は北海道を離れていたのでテレビやネットで状況を確認しながら、警報解除まで緊張し続けていました。 それやこれやで遅くなりましたが、7月の牧場の様子をお知らせします。

 標茶町でも7月下旬に最高気温35度超を記録する中、各牧場も暑さ対策に気を配っています。

 6月に完全昼夜放牧を始めたジェットファームでは、7月の特に暑さが厳しい時期には「夜間放牧・日中厩舎」に切り換えました。でも、ここの引退馬たちは、定点カメラを見る限り、放牧中でも夜間は休む時間らしく、シェルター内で過ごす方が長いようです。
 一方釧路セントラル牧場では、暑くなると大発生し馬を悩ませるアブに備えて、各パドックのそばにアブ捕獲機が設置されていました。また、こちらでも天候に応じて厩舎飼いの引退馬の日中放牧時間を調整しています。
 
 暑さが落ち着くまで、もうしばらく、ガマンです。

ジェットファームのパドックシェルター内。7月上旬、午後6時頃。夜間放牧開始。
その後30分ごとの撮影データによると、だいたい朝までこんな様子で過ごしています。
釧路セントラル牧場日中放牧パドック。
黙々と働くアブ捕獲機の存在には無関心に、むこうに見える引退馬たちは、あいかわらずまったり乾草を食べています。
こちらは共同放牧パドック。
日陰を求めてシェルターにやってきたと思ったら、直前で静止してウトウトし始めた葦毛の馬。やはり白いほうが、暑さには強いのかな。