NPO法人ホースタウンネットワーク

2026.3.30

新しい仲間たち

 まだ雪も残る3月中旬、釧路セントラル牧場に、北海道内の同じ乗馬クラブから2頭の引退馬がやってきました。

 1頭は、オーナーさんいわく、馬嫌いで人嫌いの、黒鹿毛のサラブレッド。厩舎飼いですが、昼間はパドックで先住馬1~2頭と一緒に過ごすことになります。果たして他の馬たちと仲良くなれるか、最初の課題です。
 もう1頭は、当プロジェクトでも3年ぶりとなる昼夜放牧・共同放牧で過ごす予定の、芦毛のサラブレッド。周囲の環境に慣れるまでしばらくは厩舎飼いで様子をみますが、これまでとはまったく違う生活環境が待っています。終日外での、そして10頭近い他の馬たちとの生活に、うまくなじんでいけるか、こちらも大きな課題です。

 というわけで、入厩直後の様子が気になり、しばらく牧場に通って観察しました。
 ひとまず2頭一緒に日中放牧パドックにデビューした初日こそ、(特に黒鹿毛は)緊張気味でしたが、その後は2頭とも、それぞれのペースで新しい環境になじみつつあるようです。

パドックデビュー初日

顔見知りの馬も含めて他の馬たちからはなるべく離れた場所でじっと様子を窺う黒鹿毛
黒鹿毛の視線の先では、隣や向かいのパドックの馬たちに挨拶したり怒られたり怒り返したりと活発な芦毛(手前)

5日後

デビュー翌日に、誰にも優しい芦毛の彼女と同じパドックに移してもらった黒鹿毛。
そのおかげか、彼女の近くで乾草を食べるようになっていました。(手前の2頭)
芦毛の方も、その後お隣の黒鹿毛の彼女となんとなく仲良くなった感じ。
まだ時々、お互い顔くっつけてはどちらも驚いたように跳びのいたりしていますが。