NPO法人ホースタウンネットワーク

2024.9.26

天高く馬肥ゆる…かな

 9月に入り、日中はともかく、朝晩は涼しさを(というよりむしろ寒さを)感じる日が多くなりました。馬たちにとっても過ごしやすい季節です。
 放牧中心のジェットファームでは、8月中は暑熱を避けて厩舎内や放牧場所のシェルター内にこもっていた引退馬たちも、広い放牧地に出てくるようになりました。先月からずっと、馬たちの体調が気になり頻繁に牧場に通って観察してきましたが、それも一段落です。
 
 そして、馬にとっても食欲の秋になりました。夏バテの心配から、こんどは食べ過ぎの心配が出てきます。(引退馬にとって体重過多は健康上の不安材料ですが、放牧中は厩舎飼いのように給餌管理ができないのです。)これからしばらくは、馬たちの体型に注目して観察していきます。

白い馬は引退馬の中で一番食欲旺盛です。夏の間もよく食べていました。体型要注意対象です。
8月中に夏バテで体力が落ち、厩舎で休養していた1頭(左端)が、元気になって放牧に戻ってきました。
少し痩せたので、やはり体型要注意対象です。