NPO法人ホースタウンネットワーク

2025.5.31

夏の放牧シーズンです

 5月、道東では一斉に春と初夏の花が咲き始めました。後半に入ると道内の各地で夏日を記録したようですが、標茶町では今のところ最高気温で23.8度。ここちよい季節です。

 さてこの時期には、夏の放牧が始まります。放牧をメインとするジェットファームでは、引退馬たちが夏用の広い草地で日中を過ごすようになりました。新鮮な青草を食べながらどんどん遠くに行ったり、時々仲良しどうしで誘うように速歩になったりと、活発です。
 まだ夜間早朝は冷えることもあるので日中のみの放牧ですが、もう少し暖かくなったら、昼夜放牧を試みるとのこと。ぜひとも放牧地での夜の馬の姿をとらえたく、広くて草ばかりの放牧地で、どうやって定点カメラを設置するか、吟味中です。

ジェットファームの放牧地。隣の草地との境まで行って、柵越しに向こうを見つめる引退馬たち。
たぶん、近所のシカかキツネがいたのでしょう。タンチョウだったらと逃げてきます。
セントラル牧場の日中放牧パドックの様子を撮ろうとしていたら、この子が「アタシが先」と割り込み。
この顔の上半分の向こう側に、引退馬が3頭います。