前回は、当法人の“事業者支援”の取り組みとして、「新規の馬預かり事業者募集選定やモニタリング等の支援」について、今年度からこの事業に参画する事業者さん(牧場)での事例をご紹介しました。
今回は、もう一つの“支援”の柱である「馬預かり事業者への支援のしくみづくり」についてご紹介します。
「馬預かり事業者への支援のしくみづくり」
*業務支援
新たに馬預かり事業に参画していただく牧場には、この事業に伴い発生するもろもろの事務的手続きや業務をスムーズに導入していただくための支援が必要です。そこで、先行牧場にご協力いただいて各業務の手順を洗い出して整理し、新規牧場用のマニュアルその他の作成を行い、この6月にはおおむね準備が整いました。
先行牧場で業務内容ヒアリング中
*飼養環境整備支援
また、標茶町では、預り馬の飼養環境整備支援のしくみづくりの検討が始まっています。当法人も7月からこの検討に参加し、町に支援企画の提案など行いました。今後、牧場側の環境整備ニーズも調査しながら、より具体的な提案にまとめていく予定です。