新しい年です。標茶町の1月は初旬こそ寒波の影響で冷え込みましたが、その後は昨年に比べて雪も少なく気温も高めの日が続き、穏やかな年明けだった印象です。
冬は、人と同じく馬にとっても感染症注意の時期で、各牧場では防疫対策強化期間に入ります。そのため、我々も夏場より訪問頻度を必要最低限におさえるので、あまり引退馬たちに会えません。そこでこの期間はずっと定点カメラを設置して観察と記録を続けています。
1月半ば、今年最初の画像データ回収のために牧場を訪ねました。久しぶりなので、馬がみんな元気でいるか、ちゃんと撮影できているかとどきどきしていたのですが。
馬たちは、乾草を食べ、水を飲み、日光浴をし…と、いつも通り過ごしていました。そしてたまった画像を見ると、そんなルーティンが、毎日淡々と繰り返されていました。

各馬、食事&日光浴。
ここの馬は時々カメラをいじってあらぬ方向に向けてしまうので、今回しっかり固定したつもりでしたが。
暮れから画像が傾き始め、新年はこんな感じに。

1月10日、そろって乾草を堪能。
昨秋の新入り(左端)と先住の1頭(中央奥)が少し不仲で、広い放牧地ではお互い距離をとっていた関柄。
この狭いシェルター内では…やはり双方警戒中?